植木屋・便利屋・伐採業者は、看板より作業の中身で分かれる
庭の木をどうにかしたいと思ったとき、頼み先として浮かぶのは植木屋、便利屋、伐採を専門にうたう業者あたりかと思います。
名前を見ると役割ははっきり分かれていそうです。
ところが受ける範囲は店ごとに違い、同じ植木屋でも高い木の伐採まで受けるところもあれば、日頃の手入れだけのところもあります。
ですから、名前で頼み先を選ぶより先に「自分の木に要る作業はどれか」を決めたほうが話は早く進みます。
庭木の作業は、おおまかに次の4つに分かれます。
- 剪定(せんてい):木を残したまま枝を切り、形を整える
- 伐採:木そのものを切って無くす
- 抜根:残った切り株を掘り起こし、掘った穴を埋め戻す
- 倒せない木の伐採:木に登り、上から少しずつ切って下ろす
剪定と伐採は、どちらも枝にのこぎりを入れる点は同じです。
違うのは切ったあとに出る木の量で、伐採では幹まで含めて運び出し、処分することになります。
運ぶ車と処分の段取りまで持っている頼み先かどうかが、ここで問われます。
抜根はさらに掘る作業が加わるので、木を切る作業とは別物として考えておくと、見積もりを取ったときに話が食い違いにくくなります。
木の高さで、頼み先に聞くことが変わる
必要な作業が伐採だと決まったら、次は木の高さです。
高いほど、切った枝や幹を地面まで下ろす手間が増え、頼み先に確かめる中身も変わります。
測る道具がなくても、身近なものとの比較で足ります。
| 木の高さ |
目安になるもの |
頼み先に確かめること |
| 3m未満 |
人の背より高い程度 |
切った木の運び出しと処分まで受けるか |
| 3〜5m |
2階の窓くらい |
脚立で届かない枝をどう下ろすか |
| 5〜7m |
屋根を越えている |
倒すのか、上から切り下げるのか |
| 7m以上 |
屋根をさらに越える |
現地を見たうえで作業方法を説明するか |
3m未満の木なら、脚立に乗って枝を落とし、幹を切る作業で済むことが多く、受けられる頼み先の幅は広がります。
差が出るのは切ったあとです。
枝と幹を持ち帰って処分するところまで含むのか、庭にまとめて置いていくのかは頼み先によって違います。
3mを超えると、脚立の上から手を伸ばしても上の枝に届きにくくなります。
2階の窓まで届く木なら、上の枝をどの順番で落とし、真下にある塀や植え込みをどう守るのかを聞いてみてください。
答えを聞けば、その頼み先がどう作業するつもりなのかが見えてきます。
屋根を越える高さになると、倒すか、上から切り下げるかで作業がまったく別のものになります。
7mを超える木は、私たちも料金表に金額を載せていません。
現地を見てからお見積もりをお出ししています。
倒す場所があるかどうかで、もう一本線が引ける
高さと同じくらい分かれ目になるのが、木を倒す空間があるかどうかです。
倒れた木は幹の長さのぶん地面に横たわります。
そのため、根元から倒したい方向に、木の高さほどの空きが要ります。
その範囲に隣家の壁や塀、カーポート、電線があれば、倒す方法は取れません。
その場合は木に登って上から順に切り下げ、切った枝や幹をロープで吊って少しずつ地面へ下ろします。
重機が入らない狭い庭や、隣の建物まで間がない場所でも使える方法です。
ただ、木に登る技術とロープを扱う道具の両方が要ります。
頼み先を探す段階で「倒さずに上から下ろす方法で切れますか」とそのまま聞けば、受けられるかどうかがはっきりします。
電線の近くでは、確かめることがもう一つあります。
枝や幹が電線に触れている場合は、作業の前に電力会社への連絡が必要になることがあります。
私たちの場合、その確認も提携業者が行います。
誰が連絡するかは頼み先によって扱いが違うことがあるので、見積もりの段階で聞いておけば、当日になって作業が止まらずに済みます。
切ったあとの株と枝を、誰が引き受けるか
頼み先を分ける点はもう一つあり、それが伐採の後始末です。
木を切ると、地面には切り株が残り、庭には枝と幹の山ができます。
切り株を掘り起こす抜根は、伐採と同時に頼むほうが、あとから別に頼むより安く済みます。
切った直後なら株のまわりが空いていて掘りやすいのですが、時間がたつと周りに塀や物置ができ、掘りにくくなることがあるためです。
いずれ駐車場や物置にする予定の庭なら、伐採を頼む相手に抜根まで受けるかも同じ連絡で聞いておくと、頼み先を二度探さずに済みます。
処分について、私たちは幹を運べる長さに切る作業・搬出・処分までを伐採の料金に含めています。
たとえば樹高3m未満なら1本11,000円(税込)で、作業後に処分費を追加で請求することはしません。
どこに頼む場合でも、「処分は料金に入っていますか」は最初の連絡で聞いておく価値のある質問です。
川口で伐採を頼む前に、庭で測っておく2つ
ここまでの線引きは、木の前に立てば自分で確かめられます。
今日やるのは次の2つです。
1つ目は高さです。
木の横に立ち、人の背・2階の窓・屋根のどれに近いかを見ます。
メジャーで測れなくても、3つのうちどれに当たるかが分かれば、頼み先に伝えるには足ります。
2つ目は、倒す方向の空きです。
木の根元から、いちばん開けている方向に、塀や壁、電線の真下までの距離を測ります。
メジャーが無ければ歩数を数えておき、あとで自分の歩幅を掛けて距離に直します。
その距離が木の高さに届かないなら、倒さずに上から下ろす作業になる見込みが高くなります。
この2つが分かれば、植木屋・便利屋・伐採業者のどこに声をかけても、最初の連絡で「2階の窓くらいの高さで、倒す場所がない木です」のように伝えられます。
受けられるかどうかの返事もその場で返ってきやすくなります。
川口市やその近くで伐採の頼み先を探すときも、何か所にも同じ説明をし直す手間が減るはずです。
この記事に関するよくあるご質問
- 植木屋・便利屋・伐採業者のどこに頼めばよいですか
- 受ける範囲は店ごとに違うため、名前で選ぶより先に、剪定・伐採・抜根・倒せない木の伐採のどれが必要かを決めておくと話が早く進みます。
そのうえで木の高さと倒す場所の有無を伝え、受けられるかを聞きます。 - 木を倒す場所があるかは、どう確かめればよいですか
- 木の根元から、いちばん開けている方向に塀や壁、電線の下までの距離を測ります。
倒れた木は幹の長さのぶん地面に横たわるので、その距離が木の高さに届かなければ、倒さずに上から切り下げる作業になる見込みが高くなります。 - 切った木の処分は料金に含まれますか
- 川口伐採サービスでは、幹を運べる長さに切る作業・搬出・処分まで伐採の料金に含めています。
樹高3m未満なら1本11,000円(税込)で、作業後に処分費を追加で請求することはしません。